2011総会フォトクリップ(2日目)
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 秋晴れの21日金曜日は見学会です。午前中はJR東海のご厚意で名古屋運転区を見学いたしました。運転区では新鋭のキハ25形とキハ75形を特別に並べて解説してくださいました。キハ25形はまるで近郊形の313系電車を思わせるボディーにディゼルエンジンを装備した気動車です。実にスマートで格好良いのです。
 運転区の隅に転車台を発見しました。手入れが行き届いた転車台は立派な現役です。また、運転区の構内と紀勢本線、あおなみ線など幅の広い鉄道線を一気にまたぐ「河野橋」を見学しました。かつて山陰本線保津川橋梁に使用されたあと昭和25年にこの地に転用されたのです。明治期にアメリカから輸入された約220フィートのピントス橋で堂々たるその姿は運転区のシンボルともいえます。近代化遺産としても貴重な存在です。
 マリオットホテルでおいしいランチをいただいた後は明治村班と貨物博物館班に分かれて見学を行いました。
 2日間にわたり皆様とたのしく交流ができ素晴らしく思いました。

運転区のみなさんの解説を聞く

転車台は注目の的

みんなで記念撮影

美しいプロポーションの「河野橋」

今は人道橋として使用

橋の上から構内がよく見える

明治村の宝12号は再起に向けて整備中
新橋ー横浜間で活躍した1874年英国製

みんなで記念撮影

構内はどこか
英国の保存鉄道を思わせる

フランクロイド・ライト設計の
旧帝国ホテルを見学

京都市電も保存

手動のキップ印刷機は動態保存
鈴木マネージャーが実演
写真・文 米山淳一
 21日午後は博物館・明治村と貨物鉄道博物館の2つの班に分かれて見学会を行いました。
貨物鉄道博物館は三岐鉄道の丹生川駅構内にあります。NPO法人貨物鉄道博物館の館長 清水 武さん(元大井川鉄道専務取締役・北恵那鉄道社長)や理事の北川 潤さんら会員の皆様のご案内や解説で楽しく活動を拝見いたしました。我が国唯一の貨物鉄道博物館だけあってさまざまな貨物車が保存・展示されています。ボランィア作業によって修復された貨車もあり参加者の皆様は興味津々でした。
 参加された日本鉄道保存協会友の会会員の橘 秀幸さん撮影のお写真で当日の様子をご紹介いたします。

三岐鉄道で活躍する
元西武鉄道101系電車に乗車

貨物鉄道博物館の本館

館の解説を行う清水 武さん

大物輸送に活躍したシキも保存

修復中の貨物車

現役時代を彷彿させる
タンク車と無蓋車

米俵を積込んだ懐かしい貨車内部

元東武鉄道の英国製蒸気機関車
ネルソンも保存