財団法人 碓氷峠交流記念財団
碓氷峠鉄道文化むら
住所/群馬県安中市松井田町横川407-16
営業時間/3月〜10月 9:00〜17:00
     11月〜2月 9:00〜16:30
     (入園は閉園30分前まで)
休園日/毎週火曜日(8月を除く)・年末年始
トロッコ列車運行日/3月〜11月までの土曜・日曜・祝日・8月の毎日 1日5往復運行
入園料金/大人500円・小学生300円
 

トロッコ列車(まるやま駅にて)
   
 碓氷峠鉄道文化むらは群馬県の南西部に位置し、碓氷峠をはさんで長野県の軽井沢町と接しています。峠のシェルパEF63形機関車の基地であった旧横川機関区の跡地で、東京ドーム3.5個分のスペースがあります。
 峠の鉄道の歴史は古く、明治の初めに東京〜京都間を信越本線経由で結ぶと決定されましたが、明治19年にこの峠が難関のため東海道本線経由に変更された経緯のある所です。しかし、明治26年には日本で初のアプト式鉄道の採用で開通しましたが、11.2kmで標高差553mもあり、トンネル区間が多いため当時蒸気機関車の煙害防止のため、明治45年にこれまた日本初の電化区間となりました。
 日本の鉄道技術の発展はこの峠から生まれたと言っても過言ではない線区でした。
 時移り平成9年、長野オリンピックの開催を控えて、同年10月1日の長野新幹線の開業と同時に併行在来線として104年の歴史にピリオドを打ちました。旧機関区周辺は鉄道の街として発展してきましたが、廃止に伴う過疎化防止と地域経済の核として、群馬県・松井田町・JR東日本の協力により平成11年4月にオープンし、これまで全期を通じて黒字経営となっております。
 信越本線横川〜軽井沢間(通称、碓氷線)は廃線後早12年が経とうとしており、廃線間際の熱気も潮が引くように静かになってしまいましたが、この廃線敷を使って峠のトロッコ列車の運行を行っています。 昨年は新幹線軌道確認車(GA100)が展示車両に加わり、碓氷峠鉄道文化むらも開園10周年を迎えることができました。
また日本で唯一のEF63形機関車の体験運転も約1,900人が受講を終わり、既にのべ19,000回の体験を楽しまれ、1人で550回の運転者も出現しております。
■問合せ先■
財団法人 碓氷峠交流記念財団 碓氷峠鉄道文化むら

Phone 027-380-4163
fax.  027-380-4111
http://www.usuitouge.com/
bunkamura@usuitouge.com

 
GA100

 屋外展示車両風景