1)小樽手宮の野外展示車両(小樽市総合博物館収蔵)の補修工事

毎年続けている野外展示車両の補修工事は、今年度、次の5両の車両について、外装の塗装工事を中心に行われました。

・キハユニ 25-1
・キハ 27-11
・キロ 26−107
・キハ 56−23
・マニ 30-2012(現金輸送車)

  キハ 27-11の塗装工事   マニ 30-2012の塗装工事
2)「レールカーニバル in おたる」実行委員会主催
 開催日時/7月18日(金)〜27日(日)
 場所/旧手宮線の一部(駅前中央線〜臨港線)(昨年から、3年計画の公園化工事進行中。今年度開催は、昨年工事終了部分)
開拓史によって、我国3番目の鉄道として敷設され、1985年(昭和60年)に廃線となった手宮線(明治13年、札幌まで開通、旧幌内鉄道の一部)を活用し、軌道自転車、およびマウンテンバイクにより、廃線のレールの上を走らせるイベントを当会協力のもとに、実行委員会によって開催されました。

会場には5タイプの車両をラインアップして、運行されました。
市街地の中心部の短い距離での運行でしたが、市民をはじめ、道外、海外からの観光客など、幅広い方々に乗車していただき、初めての体験に歓声をあげて喜んでいただき、好評をえることができました。

 

来年は北海道に初めて鉄道が開通してから135年、そして、鉄道発祥の地、手宮線が廃線になってから、はや30年になります。
また、現在小樽市総合博物館に収蔵されている「大勝号」(国産蒸気機関車第2号で、現存する最古の蒸気機関車[明治28年造]-鉄道記念物指定)が、小樽の手宮工場で造られて120年になります。
これらの節目の年を迎えるに当たり、手宮線跡地において記念イベントの開催を考えております。