◆新津鉄道資料館概要
昭和58年、旧新津市が新津市鉄道資料館をオープンしました。平成10年4月、旧国鉄から鉄道職員研修所「新潟鉄道学園」を買い取って改修し、2代目新津鉄道資料館としてオープンしました。展示資料は約2,000点で旧国鉄時代の実物資料や鉄道学園時代の資料などが特徴の施設でした。
平成17年に新潟市との広域合併により「新潟市新津鉄道資料館」と改名されました。平成24年度から開館30周年を記念し、リニューアル事業を開始し、200系新幹線、蒸気機関車C57形19号機など実車を導入し、平成27年7月19日にリニューアルオープンしました。
新津地域は信越本線・羽越本線・磐越西線が交差する鉄道の要地であり、現在でも鉄道にたずさわる人々が多く暮らしています。新潟市新津鉄道資料館は、新津地域に根付いた鉄道文化を地域資源として地元とともに最大限活用していきたいと考えています。

200系新幹線、蒸気機関車C57形19号機
◆施設概要
1.位 置 新潟市秋葉区新津東町2-5-6
2.交 通 信越本線新津駅下車、磐越自動車道新津I.C.より2分
3.建 物 鉄筋2階建、延べ1,764m²(屋外展示場除く)
4.展示品 約800点
5.特 色 200系新幹線・C57形蒸気機関車・DD14形ディーゼル機関車・485系特急形電車の実物車両展示、鉄道運転シミュレータ、新潟・新津の鉄道の歴史展示 など。
◆平成27年度事業
(1)実物車両輸送・展示(DD14形ディーゼル機関車・485系特急形電車)

485系1500番台車両
 
本体・台車一体で引き上げる
 
10月3日から一般公開開始
(2)向谷実の1日館長
元カシオペアのキーボーディストで鉄道愛好家の向谷実氏をお招きし、「鉄道メロディライブ」「鉄道お宝トーク」などを披露いただき、終了後は地元商店主や鉄道愛好家と懇親会を行いました。

(3)鉄道講演会
8月嶋津忠裕氏(えちごトキめき鉄道 代表取締役社長)、9月渡邉正幸氏(北越急行株式会社 代表取締役社長)、10月大熊孝夫氏(元国鉄本社運転局車両運用補佐)をお招きして開催しました。

(4)まちなか鉄道資料館
新津商店街に新津鉄道資料館収蔵大型資料を設置・展示しました。(C57動輪・踏切警報機 ほか)