昭和の情緒と豊かな田園風景を楽しめる、乗車会を開催

宮城県の北部に位置する栗原市で⼤正時代から運⾏していたのが「くりはら⽥園鉄道」です。旅客・貨物輸送を⾏った単線ローカル線で、「くりでん」の愛称で親しまれていましたが、2007年に惜しまれながら廃線となりました。
現在は、その歴史を後世に伝えていこうという趣旨から、2010年から「くりでん(KD95)乗⾞会」を、2014年4⽉からは、レール上を⾃転⾞感覚で⾛⾏できる「レールバイク乗⾞会」を開催しています。


1 くりでん(KD95)乗⾞会

2016年来場者数実績(9月末日現在)約1,400人

運行当時の車輌そのままに。
くりでんの記憶が蘇る乗車会。

現在、会場の旧若柳駅舎は、くりでんの歴史の伝承と発信の拠点として、開業当時の姿(⼤正期)の姿に復元されています。昭和を感じる佇まいの駅舎内で当時の硬券切符を購⼊し、改札を抜け、⽚道
約900メートルの距離をKD95(ディーゼル気動⾞)で、当時の雰囲気さながらに往復運⾏します。

 ■イベント期間:6⽉〜11⽉の第2⽇曜⽇
 ■運行区間:⽚道900m
 ■乗車料金:⼩学⽣以上1⼈200円(※運⾏協⼒⾦)

 

KD95KD95


2 レールバイク乗車会

2016年来場者数実績(9月末日現在)約4,000人

レール上を直接走る感覚が新鮮!
気動車とはひと味違った体験が可能。

レールバイクは、通常の⾃転⾞と同様にペダルを漕いで、レールの上を⾛⾏することができる乗り物です。レールの継ぎ⽬の「ガタンゴトン」という⾳を直に体感することができます。そのためお客様から「レールの上を⾃転⾞感覚で⾛れる新鮮な体験!」、「⼦どもたちが電⾞になった気分でとても喜んでいた!」と好評いただいているイベントです。

イベント期間:4⽉〜10⽉の毎週⽇曜⽇(※不定休あり)
■運行区間:⽚道300m、900mの2種類(※⽇によって変動)
■乗車料金:無料

◆特別企画開催◆

■ねじりほんにょと記念撮影
 栗原市マスコットキャラクター「ねじりほんにょ」との記念撮影。
■くりでん帽⼦・ジャケット記念撮影
 当時使⽤された帽⼦とジャケットを⾝にまとい、
 KD95をバックに記念撮影。これで気分は運転⼿。
■ワフ7型内部公開
 貨物営業で使⽤されていた貴重な貨⾞の内部を特別に⼀般公開。
■キーワードを探せ
 走行区間内にある文字を集めて栗原にまつわるキーワードが完成。
 正解者には記念品をプレゼント。
■くりでんオリジナル缶バッチ作成体験
 くりでんロゴマークのスタンプなどを使って、缶バッチを作製。
■光源クリハライザーショー
 栗原市のご当地ヒーロー「光源クリハライザー」のショーを開催。
■DB10(ディーゼル気動⾞)特別運⾏
 通常、構内展⽰のみのDB10(ディーゼル機関⾞)を特別運⾏。
■プラレールコーナー
 駅車内にプラレールを使って自由に遊べるコーナーを設置。 など

レールバイクレールバイク
DB10(ディーゼル気動⾞)特別運⾏DB10(ディーゼル気動⾞)特別運⾏ 光源クリハライザーショー光源クリハライザーショー
   
旧若柳駅舎に隣接する芝⽣広場旧若柳駅舎に隣接する芝⽣広場 ねじりほんにょと撮影ねじりほんにょと撮影