当時のガソリンカーを忠実に復元した車両を毎月第一土・日曜日にボランティアによって運行しています。
  ▲当時のガソリンカーを忠実に復元した車両を毎月第一
  土・日曜日にボランティアによって運行しています。
   今年は、足尾駅に保存しています濃硫酸専用
タンク車タキ29312の外装塗装をいたしました。
 ▲今年は、足尾駅に保存しています濃硫酸専用
タンク車タキ29312の外装塗装をいたしました。
足尾歴史館野外展示場に、多くの方々からの募金によって
ナローゲージ車両の展示・保管庫ができました。
 ▲足尾歴史館野外展示場に、多くの方々からの募金によって
ナローゲージ車両の展示・保管庫ができました。
  毎年、数回開催されています、わたらせ渓谷鐵道足尾駅構内で保存されている鉄道車両の一般公開。一部は動態保存として展示走行します。
   ▲毎年、数回開催されています、わたらせ渓谷鐵道足尾駅構内
   で保存されている鉄道車両の一般公開。一部は動態保存として
   展示走行します。

真実の足尾銅山の光と影、その歴史的な展示を中心に、地域の郷土資料館的な存在としても活動を続けております。なお、NPO法人足尾歴史館の運営は、入館者の入場料と、民間支援者の募金のみで運営しています。
足尾地域の歴史保存のほか、産業遺産として広く鉄道関係の保存もおこなっており、部会として「足尾歴史館トロッコ部」という活動もあります。おもな活動内容は、館内にあります「足尾ガソリン軌道・歴史館線」の運行と、野外展示場にある全国各地から集められたナローゲージ保存車両の管理。また、わたらせ渓谷鐵道の足尾駅構内にありますキハ30他の鉄道車両たちの保存維持といった活動内容となっております。

【足尾ガソリン軌道歴史館線&野外展示場】の近況

1953(昭和28)年頃まで、路面電車のような併用軌道が足尾の街中にあり、その線路上走っていた通称:ガソリンカー。その車両を忠実に復元したガソリン機関車と客車を、毎月第一の土・日曜日にボランティアによって運行しています。現車は失われていたので、新規復元ですが、エンジンは80年以上も前の、アメリカ・フォード社製AAエンジンというものを探し出して搭載しております。
また、ナローゲージ車両の末永い保存のため、多くの支援者からの募金によって、展示・保管庫が完成しました。

   

 

【足尾駅での保存車両の公開】

わたらせ渓谷鐵道の足尾駅構内には、地元に縁のある気動車(キハ30など)や貨車(タンク車ほか)に入換用の機関車など多数保存されています。敷地の所有者であります わたらせ渓谷鐵道株式会社と 古河機械金属株式会社のご理解と協力により、保存車両をNPO法人足尾歴史館・トロッコ部が所有・管理しております。この車両たちの一般公開を年数回おこなっております。今年は5月と9月に各1日で合計2回おこないました。来年は3回ほどの公開を予定しております。なお、一部の貨車や入換用機関車は“動態保存車”として、公開時に展示走行を行っています。