・外板腐食修理作業は大詰めに差し掛かりつつあります。残るは2位側前面と側面乗務員扉周りを残すのみですが、屋根に穴あき箇所があり、内部に可燃物が挿入されているなど溶接修理ができないことから、防錆処理後コーキングとブラインドリベット併用で薄鋼板を貼り付ける予定としています。
・パテ付け作業についても随時実施しています。新規鋼板は溶接歪みで平滑を欠いているため、当該箇所のほぼ全域にパテを塗り付けて研ぎ出す必要があり、手間もパテ消費量も少なからぬ状況にあります。
・7月30日、小田急デハ1800形(国鉄モハ63形の生き残り)を近隣で保存修復している「デハ1801保存会」様の見学会に協力いたしました。同会とは友好団体として相互協力関係にあります。
■車両修繕はきちんと手間をかければ結果に結びつきますが、3K的かつ単調な作業の連続になりがちであることからなかなか人が集まりにくく、といってモチベーション向上のため作業未了のまま塗装してしまえば時間や資材(購入費を含む)の手戻りや無駄等、ジレンマになります。 |