人吉機関車庫 建設当時の姿に復原!

人吉機関車庫が建設当時の姿に復原され、平成29年3月18日、お披露目式が行われました。人吉機関車庫は、肥薩線が全線開通した約2年後の明治44年11月に、現在の石造部分が建設され、第二次大戦後に輸送力向上の一環として、東西の鉄骨造り部分が増築されたものです。国内では珍しい“現役”の石造機関車庫で、現在はSL人吉の給水作業や灰の清掃作業、その他車両の給油・点検作業や洗浄に使用されおり、平成19年には、肥薩線の橋梁や駅舎等とともに近代化産業遺産に認定されています。今回、東西の増築部分を撤去することで、建設当初の姿に復元。人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868からの眺望が良くなり、人吉機関車庫周辺の見学スペースも拡大して人吉機関車庫をより身近に見学することが出来るようになりました。