小坂鉄道保存会は、平成21年(2009)に廃線となった旧小坂鉄道の車両や設備、資史料の保存と、それらを活用した小坂鉄道レールパーク体験観光プログラムの企画運営に協力するボランティア団体です。今年8月現在の会員数は、一般会員24名、子ども会員・ペット会員を含むサポート会員47名の計71名。年齢や職業も様々で、イベント協力などの活動には北海道から九州までと遠方からも駆けつけ、〝魅せ鉄〟の心で小坂町の観光や町づくりにも貢献しています。 昨年度は、冬の休園期間を利用して貨車(ホッパ車)の修復にも取り組み、新たな貨車牽引体験を企画・提案。平成30年度からレールパークの新たな体験メニューとして実現しました。
▲小坂鉄道ホキ909(ホキ800形)は、昭和36年(1961) に国鉄浜松工場で製造された古老車輛。まずは、 痛んだ塗装を落とすことから始める。 ▲足尾歴史館の方々の協力もあり修理が完成。
▲塗装履歴から所属の経緯も判明。当初は国鉄 静岡鉄道管理局所属、飯田線三河槙原駅常備で、 後に同線牛久保駅常備となった。 小坂鉄道に来たのは、昭和62年(1987)12月。 ▲4月15日、お客様を招いて修理完成お披露目会。
▲運転士への道「貨車牽引コース」実現に向けて操車訓練