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２００７年３月３１日に廃止になった鹿島鉄道の２両の気動車、キハ６０１とＫＲ－５０５の保存活動を、２両が保存されている、茨城県鉾田市の温泉施設『ほっとパ一ク鉾田』で行っています。
２０１２〜１７年度は、車両の補修・塗装作業と、毎月第４日曜日の定期車内公開を実施しました。
２０１８年度も，車両の補修塗装作業と、第４日曜日の定期車内公開（４月〜１２月）を実施しています。

当会が保存活動を行っている、鹿島鉄道の気動車、キハ６０１とＫＲ－５０５は ２００８年１月に当会が鹿島鉄道殿から購入したものでした。
鉾田駅保存会は、賃借した鉾田駅跡地において２両の気動車の保存活動を実施していました。
その後紆余曲折があり、鉾田市議会の議決により市の温泉施設『ほっとパ一ク鉾田』において２両の保存をすることになり、当会は２両を鉾田市に寄付し、鉾田駅の保存車両は２００９年１２月２４日に『ほっとパ一ク鉾田』に移送されました。その後当会は引続き２両の気動車の保存活動をしています。

当会によるキハ６０１・ＫＲ－５０５の公開イベントは本年４月で１０周年を迎えました。
月例の定期公開では、保存活動の周知と、鹿島鉄道を知らない年少世代への記憶の継承を目的に、下記の様な企画を行っています。
　（１）ＫＲ－５０５車内でのプラレール遊び
　（２）キハ６０１車内での鉄道模型展示・運転（Ｎ・ＨＯゲージ鉾田駅・常陸小川駅のジオラマ等）
　（３）５インチ乗用鉄道の体験乗車（１６ｍＸ１０ｍオーバル）
　（４）鉾田駅保存会製作のグッズの販売
　（５）鹿島鉄道関連書籍の展示
　（６）保存活動内容の展示
東日本大震災では展示線路盤の液状化等により床下機器にも被害が及び修復に取り組んでいます。昨年度から今年度はじめにかけてキハ６０１の屋根と車体の腐食部位の補修と全塗装を行いました。その後８月までＫＲ－５０５の車体腐蝕部位の補修と部分塗装作業を行いました。
対外活動として、鉾田市主催の『鉾田うまかっペフェスタ』や、『ほこたマラソン』『鉾田花火大会』『石岡サマーフェスタ』などの地域行事に参加・協力し、広報活動を行っています。
今年度は５月上旬に鹿島鉄道保存会殿との共催で水戸市において『鹿島鉄道廃線１１周年写真展』を実施しました。また、７月下旬に石岡市の『石岡サマーフェスタ２０１８』に出展し広報などを行いました。今年度の今後の定期公開予定日は、１０／２８（日）・１１／２５（日）・２／２３（日）です。
臨時公開予定日は、鉾田いっぴんマルシェ１０／８（日）、鉾田マラソン協賛公開１２／１６（日）、廃線１２周年公開３／３１（日）です。
今後のイベント参加予定は、鉾田いっぴんマルシェ１０／８ （日）、鉾田うまかっペフェスタ１０／１４（日）、鉾田マラソン１２／１６（日）他です。