日本百名山で有名な「筑波山」を望む自然豊かな場所に、「自然・健康・文化」をテーマにした100万㎡に及ぶ「ザ・ヒロサワ・シティ」は創られています。
「ザ・ヒロサワ・シティ」の中には、18ホールの本格的ゴルフ場やパークゴルフ場、オフロードコース等の「スポーツ施設」、美術館、学校等の「文化施設」、農園、薬草園、温室等の「農業施設」が配置されています。また、赤レンガ色と白と黒を基調とした北欧風の建物が異国情緒を醸し出しています。(写真は、ザ・ヒロサワ・シティからみた筑波山)
「ザ・ヒロサワ・シティ」では、2015年から鉄道文化の保存について取組んでおり、現在(2018年8月末現在)以下の9両を所有し、常時一般公開できるよう整備作業に取り組んでいます。

ザ・ヒロサワ・シティから見た筑波山

ザ・ヒロサワ・シティの保存車両たち
 ●EF81 138   JR東日本からの譲受車両 北斗星を牽引した実績のある電気機関車
 ●オロハネ24 551 JR東日本からの譲受車両 北斗星のラストランを飾ったA・B寝台車
 ●スシ24 505   JR東日本からの譲受車両 北斗星で利用されていた食堂車
 ●オハ25 503   JR東日本からの譲受車両 北斗星のラストランを飾ったロビーカー
 ●オハネフ25 12  JR東日本からの譲受車両 北斗星で使用されていたB寝台車両
 ●7001       鹿島臨海鉄道(茨城県)からの譲受車両 マリンライナーはまなす号
 ●7002       鹿島臨海鉄道(茨城県)からの譲受車両 マリンライナーはまなす号
 ●キハ101      関東鉄道からの譲受車両 旧JR九州 キハ30 55
 ●キハ102      関東鉄道からの譲受車両 旧JR九州 キハ30 96

ザ・ヒロサワ・シティ梅まつりにおいて、車内公開を行いました

毎年恒例のザ・ヒロサワ・シティの梅まつりが、3月10日と17日に開催されました。レールパークにおいても各車両の車内公開を実施しました。
EF81とキハ101は汽笛吹鳴を実施、マリンライナーはまなすは車内が改装され、7001は子供広場としてプラレールコーナーや乗用遊具が、7002は歴代の電車でGO!が設置され、子供から大人まで多くの方に楽しんで頂きました。

ザ・ヒロサワ・シティ梅まつりにおいて、車内公開を行いました

ザ・ヒロサワ・シティ感謝祭において、車内公開を行いました

8月19日にザ・ヒロサワ・シティ感謝祭が開催され、夜の部においてレールパークの車両の車内公開を実施しました。
キハ101車内では初めてのイベントとして、制服・制帽を着用して運転席での記念撮影を開催し、ご家族連れの方々に好評でした。またマリンライナーはまなすの車内では電車でGO!がさらに増えて歴代5種類が並び、こちらも多くの方に楽しんで頂きました。

ザ・ヒロサワ・シティ感謝祭において、車内公開を行いました

北斗星やマリンライナーはまなすの補修作業を開始しました

北斗星編成の一部車両で窓ガラスのひび割れが発生していましたが、ひびの入ったガラスを外しポリカーボネート板に交換を実施しました。EF81も正面の塗装の剥がれが発生していたため、補修と塗装を実施しました。
また雨漏りや発錆が進んでいたマリンライナーはまなすで補修作業を開始しました。屋根上関係では換気装置のキセの交換、換気装置内部の塗装及び穴あき部分の補修、屋根各所の錆落としと補修塗装を実施しました。

北斗星やマリンライナーはまなすの補修作業を開始しました
日本鉄道保存協会の関係者の皆様については、担当者宛てにメール等で事前にご連絡を頂ければ、車両内部の見学ができるように手配させて頂きます。ただし、スタッフの都合から希望の日時に対応できないことがありますのでご了承下さい。