鹿島鉄道保存会は、平成19年3月末をもって営業廃止した鹿島鉄道線(石岡〜鉾田間27.2㎞)の物品・資料の収集や茨城県小美玉市にある私設・鹿島鉄道記念館(普段は非公開)の保存展示など運営サポートを行っている任意団体です。旧かしてつ応援団をはじめとする存続運動関係者や鹿島鉄道応援ホームページメンバーなどの有志約20名で構成され、年齢や職業も多岐に渡り「鹿島鉄道が心の底から好きだった」という共通認識でつながっています。
KR-501平成元年デビューから30年を迎えた
KR-501平成元年デビューから30年を迎えた
KR-501車内には応援団のメッセージが残る
 KR-501車内には応援団のメッセージが残る
2018年12月に実施した特別公開
 2018年12月に実施した特別公開

【保存車両】
 キハ714(昭和28年新潟鉄工所 元夕張鉄道キハ251)
 KR-501(平成元年新潟鉄工所 鹿島鉄道自社発注車)
 キハ431(昭和32年東急車輌 元加越能鉄道キハ125)
【保存建物】
 玉里駅上りホーム待合室
 ヘッドマーク、駅名板、信号機その他多くの鹿島鉄道関連グッズ、存続運動資料等を収蔵
【活動報告】
 平成21年3月の記念館完成後、非定期で鉄道ファン向けの一般公開(事前予約制)、見学団体受け入れや自治体とのイベント共催による特別公開を実施しています。
 平成30年度は、清掃活動のほか、土浦一高鉄研OB会向けの特別公開を実施しました。
【今後について】
 現在、主力メンバーが多忙で目立った活動はできませんが、鹿島鉄道や存続運動が忘れ去られてしまわぬよう、今後も保存活動を維持継続するとともに、一般公開を開催したいと考えています。