わたらせ渓谷鐵道足尾駅構内にて保存され、当会が管理していますキハ35ほか多数の車両たちですが、毎年3回の定期公開について、今年は新型コロナ感染症の予防から、断腸の思いで中止しました。
▲わたらせ渓谷鐵道足尾駅構内にて保存され、当会が管理しています
キハ35ほか多数の車両たちですが、毎年3回の定期公開について、
今年は新型コロナ感染症の予防から、断腸の思いで中止しました。
 
野辺山SLランドからやってきた元井笠鉄道コッペル7号機が保存車両の仲間として加わりました。後ろに見える列車は、主役である足尾のガソリンカーです。
▲野辺山SLランドからやってきた元井笠鉄道コッペル7号機が保存車両の仲間として加わりました。後ろに見える列車は、主役である足尾のガソリンカーです。
日立セメント太平田鉱山から寄贈され、保存展示が始まりました日本最後の貨物索道の搬器。足尾は日本初の貨物索道発祥地であり、由緒正しき土地です。
▲日立セメント太平田鉱山から寄贈され、保存展示が始まりました日本最後の貨物索道の搬器。足尾は日本初の貨物索道発祥地であり、由緒正しき土地です。

昨年4月からNPO法人足尾歴史館は古河機械金属株式会社が運営することになり、古河足尾歴史館となりました。
これにともない足尾歴史館時代の鉄道&トロッコの保存活動は今年度から一般社団法人あしおトロッコ館として独立し、古河機械金属株式会社のご理解とご協力を頂き、引き続き今まで通りの活動を行っています。

【一社あしおトロッコ館の活動】

その1 古河足尾歴史館 野外
     足尾ガソリン軌道歴史館線とトロッコ展示場

その2 古河足尾歴史館2階
     あしおトロッコ館室内展示場

その3 わたらせ渓谷鐵道 足尾駅
     保存車両(軌間 1067mm)

  

すでにご承知のとおり、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全てのイベントは中止となり、毎年3回ほど定期公開していたわたらせ渓谷鐵道足尾駅での保存車両公開も中止しています。

なお、古河足尾歴史館は、毎年4月上旬からの開館を遅らせ6月20日から開館し、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期しながら、毎月第一土・日のガソリンカー定期運行などを続けております。

昨年の10月には、野辺山SLランドから株式会社関水金属の協力を得て、井笠鉄道のコッペル7号機を譲り受けました。また、年末の12月には茨城県の日立セメント太平田鉱山から、わが国最後の鉱山用貨物索道の搬器2台を保存のために寄贈頂き、一部動態展示をしています。

予算、人員、行政や企業との調整など様々な制限のあるなかで、鉄道とトロッコの保存活動を地道に続けておりますので、今後とも皆様からのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。