北館に並んで展示する0系新幹線とDF50 1

愛媛県西条市のJR伊予西条駅に隣接する鉄道歴史パークin SAIJOは、新幹線の父・十河信二氏ゆかりの地に誕生した四国初の本格的な鉄道資料館「四国鉄道文化館(北館・南館)」と「十河信二記念館」、鉄道グッズや特産品を販売する「観光交流センター」からなる西条市の観光・交流エリアです。

十河氏の象徴とも言える0系新幹線電車をはじめ、DF50形ディーゼル機関車1号機、C57形蒸気機関車、キハ65形急行用気動車、DE10形ディーゼル機関車1号機、フリーゲージトレイン第2次試験車の計6両を展示しています。

【基本情報】

開館時間:9時~18時(最終入館17時30分)
休 館 日:水曜日(観光交流センターは無休)
入 館 料:四国鉄道文化館北館・南館共通券 大人300円、小中学生100円、幼児無料、各種割引有

【2019年度の主な活動実績】
◆伊予西条鉄道フェスタ2019

11月23日と24日の2日間にかけて鉄道フェスタを開催。JR四国の協力のもと、令和元年夏にデビューした新型特急気動車2700系の特別公開や軌陸車の走行実演など、楽しい鉄道イベントを実施し、延べ2,100人のお客様にご来場いただきました。


伊予西条鉄道フェスタ2019
伊予西条鉄道フェスタ2019
伊予西条鉄道フェスタ2019

◆ミニSL乗車会

四国鉄道文化館南館には総延長235mのミニSL用軌道を敷設しており、夏場の7月・8月を除く月1回のペースで乗車会を開催。四国ミニSL倶楽部の協力で、月によって1~2編成の規模縮小版の乗車会、5~10編成の乗車会を実施し、毎回大勢の家族連れでにぎわっています。

ミニSL乗車会
ミニSL乗車会

◆ヘリテイジセンター・四国鉄道文化館北館の外壁を修繕

四国鉄道文化館北館は、公益財団法人日本ナショナルトラスト(JNT)のヘリテイジセンターとして、平成19年11月に開館しました。地元産の木材を100%使用し、地元職人の手によって造られた木造建築物ですが、長年の風雨等の影響による劣化が懸念されていました。

そうした中、JNT事務局へ相談したところ、JNT会員様のご厚志によって建物の延命化を図る木部保護塗装等の修繕が施工され、令和2年1月30日に修繕工事が完了しました。

また、令和元年5月には、JNT会員様より貴重な鉄道資料と展示用ケースもご寄贈いただき、当館での企画展等で活用させていただいています。

四国鉄道文化館北館の外壁を修繕