鹿島鉄道保存会は、平成19年3月末をもって営業廃止した鹿島鉄道線(石岡〜鉾田間27.2km)の物品・資料の収集や茨城県小美玉市にある私設・鹿島鉄道記念館(普段は非公開)の保存展示など運営サポートを行っている任意団体です。旧かしてつ応援団をはじめとする存続運動関係者や鹿島鉄道応援ホームページメンバーなどの有志約20名で構成され、年齢や職業も多岐に渡り「鹿島鉄道が心の底から好きだった」という共通認識でつながっています。

【保存車両】
キハ714(昭和28年新潟鉄工所 元夕張鉄道キハ251)
KR-501(平成元年新潟鉄工所 鹿島鉄道自社発注車)
キハ431(昭和32年東急車輌 元加越能鉄道キハ125)
【保存建物】
玉里駅上りホーム待合室
ヘッドマーク、駅名板、信号機その他多くの鹿島鉄道関連グッズ、存続運動資料等を収蔵
【活動報告】
コロナ禍の影響もあり、令和2年11月に茨城県空港対策課との協働により、茨城空港ビルで開催した鹿島鉄道写真展・鹿島鉄道記念館の特別公開以降、活動をほぼ休止していました。
本年3月に廃線15周年を迎え、また、鹿島鉄道の前身である鹿島参宮鉄道株式会社(現在の関東鉄道株式会社)の創立から100周年となることから、関東鉄道株式会社及び鹿島鉄道株式会社のご協力の下、鉾田駅保存会と共催で「鹿島鉄道回顧写真展・資料展」を水戸市内で開催(8月14日〜28日)
しました。また、秋には何らかの記念行事を開催したいと考えています。

■「鹿島鉄道廃線15周年展」(R4.8.14〜R4.8.28)於:アートスペース月虹舎(水戸市)

鹿島鉄道廃線15周年展
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■鹿島鉄道記念館の展示内容をFacebookにてAR開中 茨城県公認VTuber 茨ひよりさん)

鹿島鉄道記念館の展示内容をFacebookにてAR開中 
  鹿島鉄道記念館の展示内容をFacebookにてAR開中