開始4年目の本気!

      全国でも珍しい?文化財トンネルのビアホールは好評でした。

愛知県下の30万人都市・春日井市。お隣の岐阜県と県境を接する渓谷の山腹に、120年前に開通した旧国鉄中央(西)線の廃線と13基ものレンガトンネルが眠っていた。

その施設群を揺り起こし、目覚めさせて16年。春と秋の特別公開以外は“立ち入り禁止”場所だが、せっかく再生させたのだから“モッタイナイ”と、下界に比べ10度も低いトンネル内の気温を逆手に企画した夏限定「全国初!トンネル内でビアホール」を開催している。

概要

しかししかし、開催2年目からコロナ渦という逆風が吹き荒れ、2年連続中止。満を持した今年も7人?目の刺客・新型コロナ来襲の憂き目に遭遇してしまった。

しかし、おっとどっこい!今回は強硬突破とばかりごり押し開催。

アルコールに飢えた人々の賛同に支えられて8月末までの週末限定開催が大成功裡に。

脱コロナ後の、来年の更なる盛り上がりを期待して(ソロバンをはじいて)いる。

 

産業遺産・近代化遺産という「歴史的価値」、持続的保存・安定を目指す「経済的価値」の追求。
この両輪に支えられてこそ、列車は走ることができるのです。

(秋の特別公開は11月26日〜12月4日の9日間を予定している。)

※ちなみにビアホールのホールは、ここではhall(大広間)ではなく、hole(穴)のこと。

入場者数一覧