東武博物館は、今年も新型コロナウィルスの影響で1か月ほど臨時休館となりましたが、それ以外の期間は、開館時間の短縮は継続しながらも感染拡大防止対策の徹底のもと営業を行っており、来館数者についても、大幅減となった昨年に比較すれば少しずつではありますが増加してきております。
 
SL復活運転につきましては、真岡鐡道から加わったC11-325号機が活躍を始めるとともに、C11-207号機も検査を行い、2機体制での本格的な運行を始めております。10月1日には両車の重連運転も実現し、大きな話題となりました。
 
一方、復活に向けて修繕が進められているC11-123号機(旧標記C11-1)は、ボイラーやキャブ等の大規模な修繕を行うなど、SL3機体制に向けた準備を着々と進めているところです。
 
また、JR四国様より譲受した12系客車2両については、展望車化改造・リニューアルを行い、塗色変更を行った一部の14系客車とともに今秋から運行を開始する予定となっております。
 
7月31日からは毎日運転が開始されておりますが、上記を含め通年の安定運行に努力していきます。

C11-207号機を先頭にC11-325号機を連結して、重連運転を行った
C11-207号機を先頭にC11-325号機を連結して、
重連運転を行った
復元作業中のC11-123号機ボイラー
復元作業中のC11-123号機ボイラー
展望客車に改造された12系客車
オハテ12-1(茶色)とオハテ12-2(青色)
展望客車に改造された12系客車
オハテ12-1(茶色)とオハテ12-2(青色)