片上鉄道保存会は、岡山県久米郡美咲町吉ケ原にあります「柵原ふれあい鉱山公園」で、旧片上鉄道の車両や施設などの保存・維持活動を行っています。

展示運転概況

2019年度の展示運転は、定例展示運転が11回(4月から2月)、臨時展示運転が2回の計13回でした。
体験乗車をされた一日会員数は 延べ約2,300名でした。

車両

展示運転に使用できる車両は、動力車4両(機関車1、気動車3)、客車3両、貨車3両です。
展示運転が不可能な為、車輌の整備を重点的に行い、調子の悪かったDD13-551のエンジンの整備を行い、両エンド共良好な回転を得ることが出来るようになりました。
また映画の撮影の為、国鉄のDD13初期型塗装をイメージした茶色塗装で一年展示し、現在は赤に戻っております。
また気動車303の全塗装を施しました。
現代の鉄道車両に準じたウレタン吹付け塗装になりました。

映画撮影時の晴れ姿
映画撮影時の晴れ姿
元キハ41000の303もピカピカ
元キハ41000の303もピカピカ
  現在は標準塗装に戻しております
現在は標準塗装に戻しております
施設 施設線路などこれまで出来ていなかった片付けなどが進んでいます。
花見踏切仕上げ
花見踏切仕上げ
  駅舎内の片付け整備など
駅舎内の片付け整備など

管理体制見直し
令和3年4月1日より、柵原ふれあい鉱山公園の指定管理が株式会社片上鉄道から株式会社美咲物産に変更いたしました。