2024年6月、小坂鉄道保存会の活動拠点・小坂鉄道レールパークは、開園10周年を迎えました。そして、その記念の年に、クラウドファンディングでの皆様からのご支援によって「ブルートレインあけぼの」が美しくよみがえり、宿泊営業が再開されたのです。私たちの悲願が一つ達成されました。皆様のご協力に改めて感謝申し上げます。
今年は限定的な営業となっていますが、保存会による車内放送等の〝魅せ鉄オモテナシ〟は実施率100%で、多くのお客様に喜んでいただいています。
さて、私たちの悲願はもう一つ、小坂鉄道オリジナルのディーゼル客車キハ2101の整備です。小坂町ではクラウドファンディング第二ステージでの支援金を活用し、まずは外観の修復を目指しています。保存会では自主活動としてディーゼル機関車や貨車の整備も引き続き行いますし、腐食の激しい枕木の交換も少しずつ実施する予定です。課題は地域住民の方々に一層ご理解いただくことですが、町や運営するまちづくり株式会社と協力しながら、一歩一歩進んでまいります。 |