【報告】
全国の近代化遺産を保有する自治体連合「全国近代化遺産活用連絡協議会」の全国大会が7/24〜7/26、地元・春日井市で開催されました。

当会は賛助会員になっており、その縁あって全国大会開催を要請されていたもので、最終的に地元行政のご理解をいただき何とか開催にこぎつけました。期間中は全国から行政関係者ら延べ470人が来場されました。2日間にわたるフォーラムの他、視察会もあり当然“愛岐トンネル群”も現地でしっかりとアピールさせていただきました。
【レギュラーイベント】
毎年春・秋の計14日間、「特別公開」を実施しています。
  今年で33回目(コロナで1度中止のため、17年目になります)の「秋の特別公開」を開催します。公開期間外は立ち入り禁止ということもあり、期間中は年々入場者が増加して、今秋の公開には、入場者が延べ40万人目の節目を迎えます。
秋は特に廃線上の300本ものモミジが色づき、紅葉狩りの来場者らによる混雑がオーバーツーリズムの様相を呈しており、その対策に悩ましい事態となっているのが現状です。
一方、今秋の公開時の新たなチャレンジとして
① エコ通行システムの実験線設置と試乗会
トンネル内を安全に通り抜けるため、地元・中部大学と双頭自転車による通行方法を共同研究しています。
25mの1本レールと転車台を製作し、試作車両を使って運航テストを実施します。来場者に乗車いただき今後の研究課題を探ります。
② 「妖怪トンネル」の開設
  最長303mの真っ暗な6号トンネル(誘導灯のみあり)内の壁面に“愉快な妖怪”の影絵を投射して、暗がりの利点?をアピールする・・・

実はゲゲゲの鬼太郎をテーマにしたかったのですが、版権使用を断わられてしまいました。残念!
今後とも、再生を目指して楽しく活動を繰り広げてゆきます。デス。