令和6年度活動報告

令和7年8月30日現在
みちのく鉄道応援団
代表幹事 佐藤 茂

当会の活動に就いて概ね令和6年8月からこの一年を顧みて以下申し上げる。

幹事会は月一回の頻度で行っているが、各回インターネットを用いて電子紙上開催としている。この方式はコロナ禍から続けているものだが、一方で鉄道談義と称する懇親会を部分的に復活させ、諸行事も着手できる所から再開している。

前報の通り、当会創立者の御一人である小林和夫会員が昨年令和6年4月亡くなったことから、11月に同氏を偲ぶ会を開催した。また、当会の創設以来の主要会員の御一人である亀谷英輝(かめや・ひでてる)会員も小林会員の後を追うように令和6年6月にお亡くなりになった。同氏は、小林会員と同世代で、仙台鉄道等を始めとする地方鉄道に造詣が深く、鉄道誌への投稿も多く、また映像等にも長けていらっしゃった。改めて御冥福をお祈り申し上げる。当会は、このお二人の遺された資料等の継承を図るべく尽力中である。
 
昨年度は財政が厳しい中で費用を抑えながら会報「みちのく」10号を発行した。今年度も会報11号を準備中である。

模型関連では、令和6年10月期に当会の関連団体である戸隠高原鉄道に拠り大規模なNゲージ鉄道模型運行会が宮城県山元町防災拠点・山下地域交流センターで行われた。このセンターは、東日本大震災の際に津波被害に遭って移設整備された常磐線新山下駅に隣接した新施設である。

また、C601保存会関連では、当令和6年3月23日には修理箇所調査に参加し、更に当令和6年10月と当年令和7年4月に掃除会が行われ、当会からも参加した。機関車の現地説明も仙台市の要請に対応し仙台七夕祭など中心部で開かれる行事と連動して行った。外国人観光客の見学にも対応した。

そして、会員向けに令和2年7月から毎週土曜日に鉄道関連動画の紹介を続けている。これはコロナ禍の下で移動が制限されていた際の会員間の意思疎通の一環として始めたもので、過去の記録性の高い動画を観ることで時間旅行も行うと言う企てである。コロナ禍の後も継続している。解説を付し、概ね地元・国内・世界と順に巡っている。既に約250本は紹介した。これに添えて、令和7年5月以降は仙台市電100年に因み一週一話で「仙台市電夜話」を記し、仙台市電の歴史の端端を数行で紹介している。

取材対応関係では、仙石線旧仙台地下駅に関し毎日新聞から、仙山線仙山トンネル内の交換設備に就いて当地雑誌「りらく」から、増田駅から閖上まで走っていた増東軌道に就いてNHKから取材を受けた。記事化されたりされなかったり、各社の対応も様々であったが、正確な情報の提供に努め定評を高めて行きたい。

LGB不具合解決-令和7年6月
LGB不具合解決-令和7年6月
        

 

意外にも、当令和7年6月に仙台楽生園から御要請を頂いた。同館併設こども向けおもちゃ図書館の常設LGB(レーマン大型鉄道模型)の大レイアウトが有り、これが走行不具合を起こしているとのことで、現地に赴き原因の解明を果たした。

令和7年(2025)は、宮城電鉄こと仙石線開業100周年、仙台市電100年の年である。年数が経つと俗説が流れがちであるが、正しい情報の発信と発掘に努めて行きたい。

コロナ禍に耐えている間に活動等に制約を受けたが、その間に工夫したことが今に生きている。活動を更に加速させたい。