事務局活動報告
東武鉄道「大樹」用蒸気機関車C11123号の火入れ式に出席(2022年3月21日更新)NEW
日本鉄道保存協会で保存している山田コレクションのC111号を東武鉄道に譲渡してから3年。2021年12月24日、遂に全面修理を終えて火入れ式を迎えました。
当日、午前10時30分、南栗橋SL検修庫には、関係者、マスコミ等約100名が集い、厳かに火入れ式の神事が行われました。
2022年4月の営業運転を目指し、最終整備が進められます。
2021年度日本鉄道保存協会総会を栗原市(宮城県)で開催決定
7月6日にくりでんミュージアムに総会打ち合わせにいきました。(2021年7月26日更新)
会員のみなさま暑中お見舞い申しあげます。
みなさまお元気でご活躍のことと存じます。
東京オリンピックが始まり、世の中少しは活気づいて参りましたが、まだまだ感染症拡大で晴れやかな気分にはなれません。いかがお過ごしでしょうか?
さて、2021年度の総会・見学会の場所・日程が決まりましたので下記のとおり、取り急ぎHPでご案内させていただきます。
開催地は宮城県栗原市です。開催予定でした2020年に感染症拡大のため、2021年に延期となっておりましたが、栗原市と力を合わせて鋭意、取り組んでまいります。
栗原市が運営する「くりでんミュージアム」は、廃止された栗原電鉄の若柳駅や構内、車両、機関工場他を丸ごと保存活用したアクティブなミュージアムです。現役当時を彷彿させる迫力ある空間が五感を揺さぶります。動態保存中の歴史的車両の乗車体験ほかたくさんの感動を体感できること請け合いです。
明るく、楽しい総会・見学会を行います。ぜひとも皆様、ご出席のほどよろしくお願いいたします。
日 時 2021年11月25日(木)〜26日(金)
内 容 11月25日(木)
総会、講演、シンポジウム、交流会
場所=東北新幹線くりこま高原駅前「エポカ21 くりはら交流プラザ」
11月26日(金)
見学会=くりでんミュージアム→栗電廃線跡の鉄道遺産色々→細倉鉱山ほか
*詳細は9月中旬にお送りいたします。また、あわせて会報を発行いたします。
![]() 若柳駅構内は現役当時のまま 風情溢れる地方私鉄の雰囲気が漂う |
![]() 木造の若柳駅舎は再生されたもの |
![]() ホームの庇には柱のない構造 |
![]() 駅舎の中は現役を感じさせる 機器が生きているようだ |
![]() 趣のある待合室と改札口 |
![]() 定期的に行われれている運転は人気 |
![]() 復元された木造のワフ |
![]() 栗原市側の担当者の方々 |
![]() 打ち合わせの様子 |
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第5回日本鉄道保存協会顧問会議が行われました(2020年3月9日更新)
2月18日(火)午後3時から横浜鉄道施設ミニ見学会(汽車道、象の鼻パーク転車台、横浜赤レンガ倉庫など)に続いて、泰生ビル会議室(ヨコハマヘリテイジと同じビル)にて行われました。
出席者は顧胃の花上嘉成、菅建彦、大島登志彦、辻 聡。幹事団体の小坂鉄道保存会・吉野幸裕氏、一般社団法人あしおトロッコ館・岡本憲之氏。事務局空からは米山淳ー、河合桃子、田中光一の計9名でした。
議題は、新体制の紹介、幹事会の運営方について、鉄道開業150周年(2022年)に向けてなどでした。
顧問会は今後幹事会として、東京か横浜で2〜3ヶ月に1回程度開催する事となりました。
![]() 顧問・幹事による 横浜近代化遺産見学会 |
![]() 横浜の「関内桜通り」にある 泰生ビル |
![]() 「ハマの防火帯建築」と呼ばれる 1967年竣工のビル |
![]() 横浜ヘリテイジと同じ4階にある 貸し会議室で行われました |
撮影・文 田中光一 |
加悦SL広場を救おう(2020年3月17日更新)
日本鉄道保存協会の加盟団体である宮津海陸運輸㈱が運営する「加悦SL広場」が2020年3月31日で閉園となることが決まりました。これを受けて当会会員のNPO法人加悦鉄道保存会顧問の篠崎隆さんを介して、宮津海陸運輸㈱の依頼により日本鉄道保存協会事務局長米山淳一が1月14日と2月14日の2回、現地に向かいました。現地では「加悦SL広場」で保存されている歴史的車両の今後の保存活用について、宮津海陸運輸や京都府、与謝野町担当部局と話し合いました。
米山からは、加悦鉄道の歴史的車両群を加悦の町並み(国選定重要文化財)と蛭山古墳(国指定史跡)とリンクして保存・活用し地域活性化や観光振興の切り札にする方向を示しました。そのために国土交通省が行っている歴史的風致維持向上事業の導入を紹介し、市民、専門家、与謝野町、京都府、国等みんなが関わる仕組みを構築することを提案しました。
箱根登山電車103号が日本工業大学に寄贈(2020年2月23日更新)
2月7日(金)午前11時から日本工業大学で箱根登山電車のお披露目会が行われました。
100歳を優に超える車齢の103号が箱根登山電鉄から同大学に寄贈され、校内にある工業技術博物館前に静態保存展示された。当日は、晴天にも恵まれ関係者約50名が出席しました。日本鉄道保存協会からは、顧問花上嘉成、事務局長米山淳一が出席。歴史的車両である103号の雄姿に感動でありました。
校内には、すでに大井川鐵道から寄贈された2109が動態保存されており、歴史的車両が2両揃うことになりました。
ぜひ、皆様、訪れてみてください。
次回開催地、栗原市を打ち合わせで訪問しました(2019年12月21日更新)
2019年12月5日(木)日本鉄道保存協会の2020年度総会の開催地、宮城県栗原市を事務局の米山淳一、河合桃子、田中光一の3名で打ち合わせのために訪問。
当日は午後からの訪問でしたが、最初に栗原市役所の副市長室での副市長への挨拶、続いて別室で担当者との打ち合わせを行いました。
打ち合わせが終わると、エポカ21に向かいコンベンションホールの下見と打ち合わせ、そして再び車で栗駒山麓ジオパークビジターセンターを通り、細倉マインパークへ向かいます。時間が無かったため、ここでは細倉鉱山資料展示室しか見られませんでしたが、地元の方が製作した最盛時の姿を再現したジオラマ等を見学する事が出来ました。
最後にくりでんミュージアムを訪れることになりますが、冬で辺りはすっかり暗くなってしまいました。館内に入り、所長さんたちから詳しい説明を受けながら展示物を視察します。
今回の打ち合わせで、講演・シンポジウムの内容や見学先についての概要がかたまりました。